ブラッドオレンジ

果肉に赤い色のつくオレンジ。オレンジと同様の使い方ができます。出荷時期は3月~

ブラッドオレンジには、いくつかの品種がありますが、当園では、モロとタロッコという2品種を栽培しています。

 

赤い色のオレンジです。

品種や個体差により赤の濃さに違いがあり、ほんの少し赤みがさしたオレンジといったものから、紫がかった濃赤色のものまであります。 赤色はポリフェノールの一種、アントシアニン由来です。

味は通常のオレンジをベースに想像してもらうと良いと思います。 赤色の濃くなると、それに伴い独特の香りや味が強くなる傾向があります。

品種の特徴

個体差はありますが、概ね以下のような特徴があります。

タロッコ

外皮: 赤寄りの色のオレンジという感じのものが多い。ほんのりと赤がさしているものもあり。

果肉: オレンジ色の果肉の端に筋のように赤が差しているものが多い。それほど赤が強くないように思えるが絞ってみると思ったより赤いジュースが採れる

味・香り: オレンジと同様の味わいに、少しだけ独特の風味が入る。しっかりした甘味と、程よい酸味があるためジュースにしても美味しい

モロ

外皮: 外皮も赤いものが多い 果肉: 果肉全体に濃い赤みがさしているものが多い。絞ると濃い赤紫色のジュースが採れる

味・香り: 独特の香り、味、コクがある

その他の品種

タロッコ、モロ以外に、サンギネロ、マルチーズブラッドなどといった品種が存在しますが、当園含め国内で生産されているのは、ほとんどがタロッコかモロのいずれかです。